「万葉の湯」

大浴場

「小梅の湯」の岩風呂は、大浴場の内湯から
露天へと続くその動線すら、余裕と気品を
湛えています。長湯を心地よく誘うちょうど
良さ。内湯では丸みを帯びた石造りの浴槽が
静かに湯を湛え、露天では巨岩が浴槽を囲み、
庭木や季節の風が湯面に映える自然の絵巻に
身を委ねられます。湯上がりには、肌が
しっとりと潤い、その余韻はふと
「またここへ戻りたい」と思わせる静謐な
余白となるでしょう。岩に守られた隠れた
湯浴みの時間を満喫してください。

浴場

温もりが、円を描いて身体を包む。ゆらぐ湯面と、岩に刻まれた歳月”。小梅の湯の露天円形岩風呂は、そんな静かな風格に満ちています。直径約10人サイズの湯船が、岩を配置した浴槽の中に円を描き、湯河原の自然光とともに湯けむりを優しく映します。弱アルカリ性のやわらかな泉質が肌を滑るように包み込み、長湯にこそ似合う時間へと誘ってくれます。

脱衣場

落ち着いた木の香りがふんわり迎えてくれる脱衣場。窓越しにはやわらかな自然光が差し込みます。籐(とう)の脱衣籠が規則正しく並び、天井には昔ながらの木格子が静かに陰影を落とし、どこか昭和の旅館を思わせる佇まいです。脱衣スペースの床は滑りにくく清潔に保たれ、鍵付きロッカーと備え付けの籠が整然と配置され、安心して荷物を預けられます。

肩まで浸かって
目を閉じれば、岩の静けさと
湯の温もりが一体となり、
日常のざわめきは遠くへと
離れていきます。