こごめちゃんの湯けむり日記(観光すぽっと/その2)温泉場旧道巡り編

【その2】温泉場旧道巡り編
湯河原温泉街を歩くと、時間がゆっくりになる。
湯河原の旧道を歩いていると、
急ぐ理由が見当たらなくなる。
新しい建物も、派手なお店も少ない。
でも、その分「ここに昔からある時間」が、そのまま残ってる感じ。
少し坂になった道、
歴史を感じる旅館とその看板、
ところどころから立ち上る湯けむり。
観光地って、もっと賑やかなイメージだったけど、
湯河原の旧道は、どこか控えめで、優しい。
湯元通りの素敵な石畳を歩いていると、
昔の旅人も同じ道を歩いてたんだろうな、なんて考えてしまう。
たぶん、その人も疲れてて、
同じように温泉を楽しみにしてたはず。
途中で立ち止まって、何もない道を眺める時間が好き。
誰かに見せるためじゃなく、
自分のペースを取り戻すための散歩。
スマホを見る回数も、自然と減る。
この道を歩いたあとに入る温泉は、
いつもより少しだけ、深くしみる気がする。
湯河原って、「何かをしに来る場所」じゃなくて、
「何もしない自分に戻る場所」なのかもしれない。
旧道は、その入口みたいな道でした。




